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Rubber & Plastic Stationでは、さまざまな材質の加工をしてまいりました。その実績を一部ではございますが、ご紹介します。
測定器メーカー様より
ゴム
特別プロジェクトで「骨電動式ヘッドホンの開発」というものがあり、弊社には「耳部のパッドを水のように透明なゴムで製作できないか?」とご相談がありました。
水のように透明なゴムと、性能を考え、【超透明シリコン材質】をご提案しました。
複雑な形状の上、素材の厚さも2mmとごく薄い、精度の求められるものでしたが、
長年培ったゴム成型技術により、熱と圧力を何度も加えるなど、試行錯誤の上、完成させることができました。
お客様から、「開発期間が短く、その中で高級感のある素材や複雑な形状、耳へのフィット感等課題が多く悩んでいたが、それが一気に解決され市場への投入に弾みがついた」とお褒めの言葉を頂いたときは我々も非常に嬉しく、このヘッドホンが世の中の役に立ち広く普及することを祈る思いでした。
半導体装置メーカー様より
ゴム・プラスチック
半導体装置メーカー様から、装置のギアについて改良のご相談がありました。
基盤のエッヂング処理ラインの搬送に使用するものであり、ギアは通常金属性が一般的ですが、「金属製のものであると重い・錆びる・薬液にもたない」等の理由で、装置としての機能を果たすことができないと大変お困りでした。
早速 Rubber & Plastic Stationでは、様々な材料を試してみました。
しかし、繊細な基盤を搬送するため、細かなバリや汚れを嫌う非常に微細かつ寸法精度も厳しいもので、成型不良の連続でした。
試行錯誤を経て、ギブアップ寸前に、【エラストマー】という新素材(ゴムとプラスチック両方の特性を持つ素材)を試してみようと発案しました。
このエラストマーは当時としては珍しく、成功も難しく思えましたが、まずは試してみよう、が弊社のポリシーです。結果、用件を満たすことができ、お客様に
「金属に比べ、錆びず、薬液にも強く、コストまで削減できた」
と大変喜んでいただくことができました。
珍しい素材で成功できたことも、まず試してみよう・やってみよう、という頑固な現場主義の結果です。
今後も挑戦しつづけていきますので、お困りの際は弊社にご相談ください。
設備メーカー様より
ゴム・スポンジ
工場などの設備工事を行う設備メーカー様から、疲労軽減マットを開発して欲しいとご依頼がありました。
私共rp-stationでは、まず様々なご質問をさせていただきます。
それは、お客様のご希望を最大限反映させ、出来上がった商品に最大限ご満足していただくためです。
お客様にとって、【単なる部品】ではなく世界に一つしかない【カスタマーメイド】の製品をご提供したいと、私たちは考えています。
今回のケースでも、単なる「疲労軽減マットの開発」ではなく、誰の、なんのための疲労軽減マットなのか?を質問させていただき、結果製品が広く受け入れられる一因となりました。
今回、実は国内最大手の宅配便メーカー様のお困り案件であり、配送センターで使用されるものとのことでした。
配送センターではパート・アルバイトの方が立ち仕事の為、膝や腰など肉体への負担が多く常日頃から問題になっているそうです。
そればかりか酒瓶などの割れ物を誤って落としてしまう等の事故によって、損害金が年間を通して数十億円もかかるとの事でした。
弊社で扱う、様々なゴム・スポンジとノウハウで、クッション性や耐久性を備え、働く事が楽しくなるようなマットが出来ないか。
十数回の試作を経て、開発・ご提供する事ができました。色も目に優しいグリーンを採用しました。
実際にお客様乗って頂き、「気持ち良く、長時間の立ち仕事が苦にならなくなった」と大変なお喜びの声を頂きました。
その後、評判になり、今では北海道から沖縄まで全国の配送センターでご採用頂いています。
上記の事例以外にも、さまざまなご要望にお応えします。
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